シェアビレッジの家守・柳澤龍さん〜ガイアックス卒業後に聞く〜


年貢を納めて村民に?!シェアビレッジ町村、村民1,000人募集します。

過疎・高齢化が進む秋田県五城目町をご存知でしょうか?先日、この町に住むガイアックスの卒業生に会いに行ってきました。実は五城目町は人口1万人ほどの小さな辺境の地ですが、昨年訪れた人は何と4000人を越え、そして今新たなチャレンジが注目を集めています。そのプロジェクトの名は、「シェアビレッジ」。

(シェアビレッジとなる五城目町の古民家)

今、地方では人口減少と維持費が高いため、日本の文化でもある古民家は失われ続け、このままだと消滅してしまいます。その対策としてシェアビレッジは、1人の人が1つの家を支えるのではなく、多くの人で1つの家を支える仕組みをつくる、

「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」

という考えのもと、古民家を村に見立てて再生させていくと言います。彼らの目標は、「100万人の村」をつくること。クラウドファンディングで年貢(お金)を納める村民を集め、開始わずか32時間で目標金額の100万円を突破。4日目に200万円を突破し、現在は「茅葺き屋根の葺き替え」ができるよう500万円を目標に、残り3日であと30万円(4月14日現在)で達成というところまできています。

(築133年の町一番の立派な茅葺き古民家)

この辺境から起こる壮大なプロジェクトの初期村民として、ぜひこの記事をご覧のみなさまもこちらからご参加ください。

「年貢(NENGU)」と呼ばれる年会費で村民になると、都市部定期開催飲み会「寄合(YORIAI)」、シェアビレッジへの「里帰(SATOGAERI)」、「開墾(KAIKON)」、年に一度のお祭り「一揆(IKKI)」といった仕掛けが盛り沢山です。

このプロジェクトの仕掛人の1人が、新卒でガイアックスに入社し、昨年4月から五城目町地域おこし協力隊として移住し、シェアビレッジ町村の家守として活躍している柳澤龍(やなぎさわりゅう)さんです。

( 柳澤龍さん。五城目町のシェアビレッジにて。)

ガイアックスのような組織が地方にも役所にも拡がると良い

柳澤龍さんが、新卒入社後に配属されたのは、スクールガーディアン事業部。スクールガーディアンは、学校裏サイト対策、ネットいじめ対策、学校ネットパトロールを行うインターネット時代の学校のリスクマネジメントを支援するサービスです。在職中は、全国の中学校や高校の営業に周り、講演活動やファシリテーションなど勢力的に取り組んでいました。

ガイアックス時代の経験は役に立っているか?と尋ねると、五城目町で1年過した柳澤龍さんはこう振り返ります。

「ガイアックスという組織を学べて本当に良かった。風通しがよく、若手でもフラットな組織で、手を挙げればどんどん新しいことにチャレンジできる。」

地方では、企業も役所も大学もガイアックスの組織と対極にあるような温度差を感じるという。中央の助成金に依存し、あまり使われない施設など立派なハードが建てられ、少子化と高齢化が進んでいく。立派な小学校は廃校となり、古民家は消滅していき、伝統工芸の職人の後継者もいなくなっていく。助成金があるうちは何とかなっても、施設は維持費もかかってしまう。みんな問題が進行していることにきづいているにも関わらず、これまでの枠組みから変わらない。町内中心部には500年の歴史を持つ朝一や、木苺の生産日本一といった素晴らしさはあるものの、地方が独自で成長していくにはその良さをソフト面で強化していく必要性があるという。

シェアビレッジや五城目町の新しい取り組みは、もちろん柳澤さんだけではなく、2013年から移住し仕掛人の中心人物ハバタクの丑田俊輔さんや、シェアビレッジ村長でもありトラクターに乗る男前農家集団トラ男を結成した武田昌大さんら2-30代の若手が中心となって活躍しています。

(ハバタクの丑田さん(右)と私でシェアビレッジで一枚。)

柳澤さんは、五城目町でこれからも様々なチャレンジを続けていくと言います。シェアビレッジでは、5月2日〜3日に開村祭が開催されます。村民として、ぜひ五城目町に行って彼らに会って町と人と魅力を感じてみてはいかがでしょうか?秋田市からも近く、お米や山菜に木苺、日本酒が美味しいのはもちろん、温泉もたくさんあるので、町の人と村民たちで楽しい時間を過せることは間違いありません。 そんな仲間に入るのは簡単です。シェアビレッジの村民に、ぜひこちらからご参加ください。

 (お待ちしてまーす!)

ガイアックスの卒業生のチャレンジのご紹介、いかがでしたでしょうか?ガイアックスを卒業し、起業して大活躍している人もたくさんいます。今後卒業生の活躍や彼らのアントレプレナーシップに焦点をおいた連続インタビューを予定しています。第一回目は、ガイアックスでソーシャルメディアラボを立ち上げ、その後Find Job Startupの編集長、そして旅行に特化したキュレーションメディアを運営するFind Travel起業しDeNAにスピード売却した井出一誠さんにインタビューする予定です。(記:コーポレートカルチャー室 佐別当)


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